仕事とは、何のためにするのでしょう。
- 自分がしたいから
- 生活のため
- お金のため
- 生きるため
- 人のため
- ・・・
いろいろ考えられますが、皆さんはどのように考えているんでしょう。
スタンフォード式「生き抜く力」という本に、「幸せ」に生きると言う意味を書いています。
「幸せ」「幸福」とは、どのような時に感じるのでしょうか。
脳科学的に「幸せ(幸福感)」を最も強く感じるときは、他人のために尽くす時だそうです。
ものを購入するより、体験にお金を払う人も多い。そういう世界で、幸福感とは、何なのかを追求した本だそうです。
これを読んだとき、私が仕事が楽しいと思うのは、「学生・患者のためになんとかならないか」しか考えていないからだ、時がつきました。私は、仕事がとても楽しいです。患者さんを見ていても、授業の設計をしていても、授業をしていても、とても楽しいです。
確かに大変です。学生は理解してくれない、成績が上がらない子もいる、将来も見えない、患者さんもあまり変化しない人もいる。ミスもする。いろんな問題も起こります。
でも、楽しいです。それは、「人のために何かをしているから」です。一部の人でも良い成績をとったり、「助かった」と言ってくれる人がいる。だから楽しいのです。
「仕事」をする意味をもう少し考えて、それを実現するために、何が必要なのか、学生時代に、どのようなことができるのか、どういうことを学んでおけば良いのか、もう少し考えてみるべきではないでしょうか?