変化が激しい時代である
ある人が「神田昌典」さんという超有名な経営コンサルタントの話をしていた。
「神田昌典」さんの話によると、今年(2021年に書いたもの)は、「一掃」される年とのことである。
事実、どんどん状況が変わりつつある。既存の職業がなくなり、仕事もAIに取って代わられる。
授業もいつも通りできない。オンラインでどのように動くか、直接人と会わずに成立する方法を考えなければいけない。
こんな時代がもうしばらく続くらしい。
これで慣れてしまうと、もう元には戻れない。ブレンデッド授業という形で、新たな授業形式になりつつあります。
それと同様に、皆さんが、今後、社会に出た際も、今まで親の世代や先生の世代が経験していない時代が来ます。でも、教える人は、それまでの世代しか経験していない人ばかりです。また、その状況で保護されている人ばかり。学生さんが卒業して、みんながそういう世界で生きていけるのであれば、問題はありませんが、学校の先生は、卒業したらそれまでです。その先の世界の保証はしてくれません。
では、どうしたらよいのか。各自が「学生」という保護がある時期に学ぶしかありません。
例えば、何ができるのか
学び方を知らず、教わるだけだと、古い知識しか付きません。だって、教える側が古い知識しか無い状態で保護されているからです。
例えば、30年前まで、プログラミングを勉強しようと思うと、その専門の学校で、その知識をしっかり学ばなくてはできませんでした。パソコンも高価で、個人で持つなどはあり得ませんでした。だから、学校にあるパソコンを教えてもらいながら使う。それが限界でした。
ところが、現在は、スマホがあり、タブレットがあり、個人パソコンがあり、どこでも情報が転がっています。何でも簡単に手に入るのです。
そうすると、慣れてきて、できるのが当たり前、できないと困っていることにすら気がつかない、どうしたら良いのかすら考えない、という時代になってきました。
今、必要なこと
これで、ググってみました(笑)。「アホな」って思うかも知れませんが、以外と面白いことが上位3つで分かってきました。 実際、私の子供の頃と皆さんの子供の頃が全く違うことが分かってきました。面白いですね。 同じ時代を生きているのですが、二十年も違うと、こんなに違うのかと思い知らされます。
昔は「ものがない時代」でも、いまは「ものはあるが、豊かではない」
なるほど、と思い知らされました。
さらに、今から10年後、2030年に必要とされるスキルもどんどん変わっていっているようです。どのようなスキルが必要なのか。これも時代でずいぶん変わりそうです。
でも、こういう話を聞いているか、聞いていないかも大きいですし、興味を持つかどうかもその先を分ける大きな分かれ道だと言うことも分かってきました。
人からその人の価値観をもらう、自分と違う経験をしている人の話をもらう、年齢や職業、性別がちがう人から知識をもらう。すごく大きい経験だと、実感しています。それが、「今必要なこと」としてあげている人がいました。
私は、月曜日~金曜日、朝1時間だけ食事の準備をしながら、読書会をしています。年齢も職業も住んでいる場所も全然違うメンバーからいろんな刺激を受けながら、やっています。 これが、すごく重要なことだということを、改めて感じました。
「そんなこと言われても」って声も聞こえてきそうですが、今、自分がやるべき事、やれることをもう少し探してみても良いのでは?と思っています。