授業・受講方法

シラバスをチェックしよう

シラバスに「成績の評価」が書かれていることは知っていると思います。

2020年は、コロナ禍で5月まで授業が行われなかったことによる自主学習課題も成績に入れている教科かがあり、4月に表示されたシラバスと内容が変わっていたりしています。

これらをちゃんとチェックすることは重要です。単位が取れるかどうかに関わってきます。

大学生ですから、自分で管理しないと、誰も教えてくれませんよ。

オンデマンドは、計画を持って進めよう

面談をしていると、「オンデマンドは後回しになる」という話をよく聞きます。

15回分の授業をビデオ教材で配布するわけです。ちゃんと授業を受講しているのと違い、一方通行です。

みて分からないところはちゃんと質問する。それが大学生の授業の受け方です。

  • zoom授業は、ただ聞いているだけだと流れてしまう

Zoom授業も同じですが、対面以上に眠くなります。特に画面を消して、ミュートにしているとなおのことです。「対面」授業ですら、眠くなるのですから、ちゃんと聴講しましょう。

確かに、授業の設計の問題もあるかもしれませんが、それを伝えるかどうかも重要です。

受講してみて、それを伝えた上で改善されないのであれば、教員の問題ですが、受講もしない、それで文句だけ言うのであれば、それは学生の怠慢です。それを教員や学校のせい、ひいてはコロナ禍のせいにしないよう、がんばってください。

あるツイッターからの引用

“オンライン授業をやってみて思うのは、むしろオンラインであるほど、個別の対応やフォローが重要だということ。これは多分自動化できないし、一人で何百人を担当することもできない。今後、むしろ教師の需要は増えていくのではないか。”

提出物はきちんと出そう(評価に影響します)

小学校・中学校・高校の成績評価もそうですが、提出物は重要です。

社会人として契約する際に書類を忘れた、期日を守れないでは話になりません。

それをきちんと知ってもらうために、提出物は期日厳守です。ましてや、今回の状況だと、学校に来校するのも自由が利かない状況です。なので、それをきちんと把握して、余裕を持って提出物を作成してください。

レポートの書き方で成績が変わることを意識しよう。

レポートは、ただ書いて出せば終わりではありません。最近はルーブリックという形で、評価基準を明確にしている授業もあります。

最低限の字数は意識する。

内容は、学術的にレベルが達しているのか

感想文になっていないかどうか

誤字・脱字はないか

ごくごく当たり前のことのようですが、できていない人が多いです。ちゃんと、読み返してから提出しましょう。

使える物はどんどん使おう

現在、インターネットやメール、SNSなど、様々な情報が周囲にあふれています。でも、分からないことを放置する人がすごく多いです。

わからない事はどんどん聞こう

締め切りもちゃんと聞かないとわかりません

よく、周りの学生に聞いた情報を鵜呑みにする人がいます。ちゃんと出所はしっかりした情報なんでしょうか?

レポートや参考資料にもつながりますが、基本的に出所がしっかりした情報を仕入れることを癖付けましょう。

ちなみに、インターネットはサイトによっては信用があるので、参考文献として使えますが、ダメとされる場合もありますし、変更が可能です。その点を考えると元になっている文献をちゃんとひけるようにしましょう。

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」

「そんなのもわかっていないのか?」と怒られそう、とか、恥ずかしい、と思って聞かない人がいます。

ちゃんと聞いておかないと、自分で管理できる情報は限界があります。その点も考えて、ちゃんと動きましょう。

状況をうまく使おう

「コロナ禍だから」と諦めていることが多いかもしれませんが、この状況だからこそできることもあるんです。例えば、身近な例だと、「選択科目の履修登録」。

例年だと、期日までにオンラインで提出していなければ、できませんと切っていた事務手続きが、「コロナ禍で、情報伝達が十分でなかったから」という理由で、認められたという例もあります。

決して良い例とは言い難いですが、この状況だからこそ、できること、Zoomやオンデマンドなどのオンライン授業もそうですし、数少ない対面授業のありがたさもわかる時期です。

これは教員も同じです。今までやらなかったオンライン授業の良さ、資料の見直し、少ない対面授業の時間の有効活用を考えるようになりました。

「諦める」努力をするのではなく、「現在の状況をいかに良くするか」を考えましょう。