レポートの書き方の注意点

オンラインの授業だと、「課題が多くて大変!」 というのをよく聞きます。 でも、教員も「それ」✖️学生分をチェックするので大変です。が、がんばってやっていることを忘れずにお願いします。 なお、「複数人数分、チェックしなければいけないからこそ、一人一人をあまりみていないのでは?」と思い、関連サイトのコピペで済ます人が多いです。 なぜ、教員は、その課題を出しているのか。 今一度、原点立ち返って、考えてみて下さい。
  • 学生への嫌がらせのために
  • 学生への時間潰しのために
  • 学生へさぼらせないために
そういう教員は、ほとんどいないはずです。 なぜ、その課題を出しているのか
なぜ、そのようなことをさせているのか
理解した上でやるのかやらないのかは、学びの質も変わってきます。
「ドラゴン桜」(ドラマ観てます?)じゃないですが、とりあえず、言われた通りにやる。だけど、「最終的に意味がわかる」というのは、とても大事です。 それはさておき、昔と違い、インターネットが普及したことにより、レポートも書きやすくなっています。
例えば、「東洋医療の基礎・導入教育」で出した課題の一つ、「鍼灸臨床レポート」を例にやってみましょう。
「鍼灸」「臨床」「大事なこと」
などと打つと、必要なことがたくさん出てきます。 それをコピペして、それなりに文章の体裁を整えれば、一見、ちゃんとしたレポートに見えるかもしれません。(去年までだと、体裁すらと整えない人もいましたが) でも、本来、それはレポートではない上に、「違法」です。著作権法侵害という立派な「犯罪」です。 さらに、人の考えを参考にすることは大事ですが、自分の意見がないものも「レポート」ではなくただの「コピペは盗作」です。
それらの評価は、今は便利なものが多数出ています。
特に「Google Classroomで、提出を求められた場合」は注意しましょう。ちゃんと自分の意見を書いているのか、それともサイトや文献のコピペなのか、これを用いると、ちゃんと書いているかが自動で評価されます。
https://ccd.cloud/
https://copyrun.net/
https://plagiarism.strud.net/
http://www.ank.co.jp/works/products/copypelna/
あと、「Moodle」「メール」だから大丈夫と思わないように。
「手書き」じゃない理由も考えましょう。「調べやすいようにしている」というのもあります。
このサイトに、こんなことが書かれています。
[学生へ]剽窃は学問上の犯罪です(他の人が書いた文は出典を明記して正しく「引用」しましょう)。単位取り消し等重い処分が下されることもあります。絶対に行わないようにしてください(このサイトを逆利用しようというのはもってのほかです)。

https://plagiarism.strud.net/
情報が溢れている世の中だからこそ、「自分がちゃんと学ぼうと思わないと、学べないものがある」ことをしっかり知っておいて下さい。 書き方がわからない、何したらいいかわからない場合は、まず、調べましょう。

昔、やりませんでした?
分からない漢字があったら、まず、辞書で調べる。
それでもわかんなかったら、親に聞く。先生に聞く。
問い、たずねる。学問の基本です。
(小学生でもやっています)


それが「学び方」です。